日本での活用について(図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室)
一時期有名にもなりました「スタンフォードの自分を変える教室」の図解版です。
本書は分厚めのハードカバーなのに対し、
図解版は薄く、イラストなどが書かれているので、分かりやすい内容となっています。
前回も述べた通り、
内容がわかりやすいに越したことはないので、同じ内容を読むのなら、分かりやすい方(漫画版があれば漫画版)を読んでみることをオススメします。
より深く掘り下げて知りたいのなら、ハードカバーでも良いと思います。
では、個人的に気になった点を述べていきます。
- 意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」がある。
- 意志力はストレスと同じく、身を守るために発達した本能。
- 自分を責めずに許す方が失敗の繰り返しを防げる
- 将来の自分と現在の自分のつながりを意識する
- 欲求の波を受け入れる
- 日本に当てはまるかどうか
意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」がある。
意志力には3点あるということです。
やる力、やらない力双方を持っていないと、効率の良い取り組み方ができません。
やる力のみあることにより、範囲がただ広く、ひたすらやる傾向が、
やらない力のみにより、何も行動できないといったことがあるかと思います。
そのため、その双方をバランスよく持っていることで、且つ自分にとって効率の良い行動をすることができます。
意志力はストレスと同じく、身を守るために発達した本能。
意志力は本能的なものなのですね。
これは、深呼吸をすることで、自制心を発揮することができます。
深呼吸って意外と大事なんですよね。
意識しないと日常的に活用できませんが笑
それこそ、緊張した時に深呼吸は効果的だと思います。
定番ですが、定番だからこそ大切ですね。
自分を責めずに許す方が失敗の繰り返しを防げる
「ああ、失敗してしまったorz」と思うより、どうやって目標を達成するか考えることが大事です。
失敗は成功の裏返しだとも考えられます。
失敗することによって、視野が広がるし、経験を一つ積み重ねるという点では大きな収穫になるのではないでしょうか。
失敗は成功のもとです。
将来の自分と現在の自分のつながりを意識する
そのためには、将来の自分を思い描くことが大事だと述べています。
夢を持つことは、現実から離れてしまうという点がありますが、その夢に向かって進んで行くことで、夢に近づき、やがて達成する可能性があります。
現実を見て何も動かないより、とにかく目標に向かって実行してみることです。
有言実行です。
有言実行って決断力もつきそうですね。
大事な場面で決断できるのは嬉しいことです。
欲求の波を受け入れる
素直に受け入れるということですね。
ありのーままのー(少し前すぎた)のような欲求を受け入れることで、自制心がついてくることがわかります。
日本に当てはまるかどうか
これ大事です。
日本で活用できるかどうか。
読んでいて、洋書だなーという感じが結構します。
正直、こんなにスムーズにいくのだろうかという思いさえあります。
しかし、意志力はどの国にいても大切なことだと思うので、部分部分活用できるのではないかと思います。
実際、やる気は何かをする際の継続力にもつながってきますし。
かいつまんで読んでみることで、参考にできる箇所を自分なりに考えてみると良いかもしれません。
以上、気になる点を挙げていきました。
図解だけであって読みやすかったです。
ハードカバーの方は分厚かったので、時間がかかると思い、躊躇していたのですが、図解の方が出版されているのに気づいてよかったです。
ありがとうございました!